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うつ病を専門医院で治療しよう【病院選びのコツを紹介】

それぞれの症状の違い

悩む人

様々な種類の病気と症状

うつ病には様々な種類があり、それぞれ症状も治療法も変わってきます。躁とうつの状態が交互に現れる躁うつ病や出産後に現る産後うつ、ほかにも抑うつ病などもあります。躁うつ病は、躁となれば元気すぎるといわれるほどハイテンションとなり、衝動的に行動するようになります。たとえばギャンブルで大金をかけてしまったり、眠る時間にまったく眠らず騒いでしまったりするなど、しかしうつ状態となればとたんに落ち込み、食欲が低下し、極度の憂鬱状態となってしまいます。別名双極性障害とも言われており、うつ病と治療が異なります。しかし病院で診断してもらうときはうつ病と誤診されることがあるため、躁の状態も出てくることをちゃんと伝えることが治療を行う際には大切なこととなります。産後うつはその名の通り病気で、産後の栄養失調から症状があらわれるとも言われていますが、はっきりとした原因はまだよくわかっていません。赤ちゃんが産まれたことで、ちゃんと育てることが出来るかどうかの不安がのしかかり、うつ症状があらわれる病気です。この場合は夫がやさしく手を差しのべることができれば症状が和らぐことが多く、夫婦で協力して育児を行うことが大切といわれています。抑うつ病は、現代でよく知られている病気で、そのままうつ病といわれることもあります。悲観的となり、常にため息ばかり吐き、明るくなることもなく元気を失い「自分は駄目な存在だ」「自分はいらない人間だ」「いなくなりたい」など、ネガティブな言葉を漏らすことが多くなります。どの病気も、周囲がなかなか気づいてくれないことがあり、症状が悪化してしまうこともあります。ただ嫌なことがあっただけで、時間が経てば元気を取り戻すだろうと考える人は多くいます。では、どの程度落ち込み具合が続けばうつ病ではないかと疑えば良いのかといいますと、おおよそ2週間から1ヶ月ほど続けば疑って良いかもしれません。落ち込む気持ちは1週間続くことはあれど、長く続けば普通に病気にかかっていない人でも精神的に負担をかけてしまい、参ってしまう人は多くいます。そこから病気を発症してしまうケースも少なくありません。躁の状態も、やけに気持ちの変化が激しいと見ることが出来れば、精神的に負担がかかっているのではないかと疑っても良いといいます。本人も病院へ診察してもらおうと判断できれば良いかもしれませんが、本人も自分が病気にかかっていることに気づかないことが多くあります。早期の発見ができるように、家族や職場の人など周囲の人たちが気づいてあげることも大事です。そしてどの症状も、ストレスが原因の1つと考えられています。そのストレスをまったく感じないで生活をすることは不可能です。しかし緩和させることは可能です。なるべくストレスを溜め込まないように、その環境を整えていくことも早く回復させていくためには重要な行いとなります。音楽を聴くこと、マッサージをすること、アロマセラピーでリラックスするなど、ほんの少しのストレス解消法をするだけでも、うつ病の症状を軽くさせることができるといわれています。